ウィンカーへの配線
ここからはちょっと面倒なので、順を追ってゆっくりやりましょう。

先ほども表示したこの画像。白いテープの付いている配線のビニールテープを
カッター等で剥きます。
中の配線を切らないように縦スジを入れて引っ張ればはがれますね?
剥けたら中から・・・・・
     黒色の線(左ウィンカー)、若葉色(右ウィンカー)
の配線を取り出します。
取り出したら配線をカットします。
注:この2本には合計4個のエレクトロタップが付きます。
  その割には取り出せる長さが短いので、「黒は上、若葉は下」というように
  考えて切らないと後できれいに絶縁・防水ができませんよ。

とりあえず若葉をカット。画像が左に90度回してありますのでわかりにくい?
カットした配線のもう一つ上の画像でいうところの
          ウィンカー側にキットの青線
          車体側にキットの灰色線
をコネクタで接続します。

接続できたら今度は黒線をカットします。

見にくくてスマンです。(^_^;)
カットした黒色線の・・・・・
        ウィンカー側にキットの橙線
        車体側にキットの茶色線
を接続します。
画像を見たとおりコネクタが交互になるよう接続できると後が楽です。

さて、次はアースです。
アース線、キット標準ではタマゴ端子がついてます。
明らかにどこぞの金属部分に共締めせよとの意思表示でしょう。
でも、そんなもの見あたりません。あっても、回転部分を取り回ししなければなり
ませんので、ハンドル回転時にとっても心配ですね?ですのでここでは純正のアース
線へコネクタで接続します。


先ほど剥いた線をウィンカー側にたどって行くとウィンカーに繋がる灰色コネクタ
が見つかります。これは左ウィンカーからたどって行っても見つけることができま
す。
このコネクタには2本の線、黒と黒・白が付いてますが、この中の・・・・・
       黒・白(黒地に白線)線にキットのアース(緑)
を接続します。キットのアースはさきっちょに金属端子が付いているものです。
    注:この配線用のタップはキットに付属してませんので、
      自分で用意しましょう。
さて質問!「さっき剥いた線の中に太めの黒・白線があるけどこれじゃダメ?」
ごもっとも。ちゃんとありますよ。
でも、その配線はちょっと太いです。ですのでコネクタの接続不良を懸念して上記
部分へアース接続しました。
もちろん、それを覚悟して接続しても動作すると思いますよ。
でも、タダでさえ込み合っている所へさらにタップを増設すること、配線の防水処理
をすること等を考えるとあまりおすすめはできませんね。

さて、ちゃんと接続できてますかぁ?
では、テストです。
キットのハザードスイッチ(不細工)を接続します。
あせって固定しなくていいですよ。あくまで作動テストなんですから・・・・
ハザードスイッチから出ている3本の線をキットから出ている“同色の”配線に
接続します。

ちゃんと点灯しますかぁ?ほのかにですけど、ちゃんと点灯します。
スイッチを接続しないと作動しませんよ。
ハザードスイッチをオンにしましょう。ちゃんと点滅しますか?(前後)
点滅・点灯動作に異常がなければ配線は終了です!!

さて、事後処理。水にさらされるかもしれませんし、転倒時等におけるショート
防止の為にテーピングします。

手前の太いのがコネクタの山。上でトグロを巻いているのがハザード線の余った
部分。
コネクタは一個ずつ巻いてからすべてをまとめます。
僕はスパイラルチューブに通してからまとめてます。

ハザード線は純正の配線に沿ってハンドル上へ出しておきます。
その後カウルを元通りにして完成です。
   
こんな感じ。夜に撮影しました。
左がロービームオン。右がロービームオフ。

お疲れさまでした。m(__)m    -------ba-ne@misaki.gr.jp---------