ばーねのミリテック添加法
1 どれだけ入れるか?
ミリテックの添加方法は基本的に・・・・・・・・・・・
1 エンジン・・・・・・・240ml程度
2 ミッション・・・・・・120ml程度
3 デフ・・・・・・・・・ 60ml程度
4 パワステ・・・・・・・ 60ml程度
が基本的な添加量です。
注:オイルレベルに注意してください。
レベルオーバーは百害あって一理ナシ。特にEgオイル。
ATは容量が大きいこともあり、ちょっとは大丈夫ですが、Egは4〜5リットル
程度ですので240mlオーバーは多すぎます。
添加前のオイル交換時には「ちょっと少な目」と添加剤使用を申し出ましょう!
ただ、エンジンに使用でレース使用には倍量添加とあります。
そんだけ入れても壊れない・・けど、そこまでは・・・・ってことで
とりあえず・・・エンジンに240mlだけ入れました。
なんでかって言うと、「ミレニアム買っちゃった」からです。
1 エンジン・・・・・・・240ml
2 ATF・・・・・・・・120ml
3 パワステ・・・・・・・ 30ml
(各オイルレベルに注意してね!)
です。合計で390ml。余った83mlは2回に分けて1000キロ
毎に追加で添加します。
2 入れたら、慣らしはいるのか?
マイクロロンでは注入後30分のアイドリングとか、数十キロ走ること
とか書いてあります。マイクロロンではここが重要なんですねぇ〜。
これをおろそかにすると効きませんよ、マイクロロンは。
なんでマイクロロンはこんなコトが必要なんでしょうか?
私は研究者でもないんですが、ヒントは・・・・・・・・
“ミリテックは振らなくていい”
ことにあるようです。
私は(結構、みんなそうですが)添加剤を入れるとき振りませんか?
私は振ります。振る必要のないミリテックも振ってしまいます。(^_^;)
クレ工業のガソリン添加剤に書いてありました。
“成分が沈殿するので、良く振ってから投入してください”
あ”っ!そういうことかぁ!!
つぶつぶミカンのジュースも良く振ります。あの原理(?)ですね。
かなり横道へそれかかりました。
添加剤はエンジン内の“温度・圧力”によって被膜・その作用を発揮す
るものが大多数と私は考えてます。
ですから、マイクロロンだおるが、ミリテックだろうが、ZOILだろ
うが・・・・・いれた直後はすぐにエンジン始動が基本です。
また、入れるときは冷間時が基本です。
まとめた方が分かりやすいですね・・・・
1 添加時は冷間時が基本。
2 入れた直後、すぐにエンジン始動
3 そのまま走るのがベスト。アイドリングでも可。
4 走行はできるだけ丁寧なアクセリングが基本。
5 走行100キロ程度は丁寧に走りたいですねぇ。
(本当は、普段から人にやさしい運転をしてくださいね)
6 走ると言っても、水温が安定するくらいまで走るのは基本。
が最初の一歩かと思います。
3 オイルは?フィルターは?
よくある話しですが、僕は
1 エンジンオイルは1000キロ走行したレスポ・ワゴン
2 フィルターももちろん無交換
3 ATFも1万キロ走行したトヨタ純正
で最初投入しました。
そして、冒頭の添加法によって添加後1500キロほどでいつものオイ
ル交換時期に到達。
次に、BPのバービスレーシングに交換。フィルターも交換。
さて、追加で240ml入れて見ました・・・・・お、いいジャン!!
なんだか、フィーリングがいいぞ?
色々調べると、どうもレスポとミリテックの相性が悪いようです。
レスポにそういった添加物が使用されてるようです。
他には、ワコーズなんかもアヤシイようです。
さて気を良くした僕は何故か倍量に挑戦。
追加で240ml投入です。いやぁ〜もっと良くなりましたよ。
倍量入れたら、急に静かなエンジンに変身です。
アルミブロック・V6と表面積の多い型式ですので、ちょっと多めが効
を奏したようです。
その後聞くところによるとカストロール・シントロンが良いとのこと。
そういやぁ、特売で4980円だったなぁ・・・・・
で、バイクに入れて実験。
本当に相性がいいですねぇ〜。スルスル感が強調されて、変な感じです。
その後、ハリアーにレッドラインを投入。
レッドラインもいいですねぇ〜。シントロンのスルスル1.5倍増し。
その割には、油膜のクッションが厚いように感じます。
結果、得られたモノからおすすめするのは・・・・
1 エンジンオイルは交換(それなりのモノがいいですよ)
2 フィルターももちろん交換
3 ATFも変えることが出来るとベストですね。
というものです。
さて、「ミリテック入れたから、オイルは特売980円(4リッター)
でいいでしょう?」と言った質問を良く受けます。
やめた方がいいですよぉ〜。
ミリテックはエンジンの金属表面には働きますが、決してオイル強化剤
ではありません。
ミリテックの改質によって、オイルの負担が軽くなることはあっても、
オイルそのものの質はそのままです。
ミリテックを添加しようがどうしようが、あくまでもベースになるオイ
ルの影響をモロに受けますから、相当のオイルを使用されることをおす
すめします。個人的には
シントロン・レッドライン
をおすすめします。・・・っていうか、コレしか使ってないので、ソレ
以外は自信ないですぅ。
4 投入後は何キロ効果が持続するのか?
一番気になるところですねぇ・・・・・・・・
引き合いには“また”マイクロロンがでちゃうんですが、マイクロロンは
1 効果は8万キロ持続
2 その間、摩擦によって効果の薄れた部分は自己修復される
と書いてありました。
8万キロ・・・・・おお、買い換えまで入れなくていいのかぁ・・・・・
?????でも、本当にそうなのでしょうか?
8万キロも効果が持続し、かつ高い効果が出るならば、メーカー指定に
なってもおかしくないですよね?
タイミングベルトと同時交換!って指定しちゃえばいいんですから。
しかも、自己修復!!!すごいですねぇ。
そのタネはどこから仕入れるんでしょうか?
修復する以上、その部分を埋める何かが必要ですね?
それがオイル中にず〜っと浮いてるんでしょうか?(それもありうる)
ミリテックも2万4千キロ持続とあります。
ええっ!?本当かなぁ?ま、8万キロじゃないのが良心的ですが。
僕は2万キロも持続するとは思ってません。
だって、1000キロ毎に10ml追加するだけで違いがはっきりと解
るんですもの。
ですから、みなさんにも
1000キロごとにちょこっと追加
がおすすめです。どうせちょっと余るんだし、入れるからには気持ちよ
く(キャー、えっちぃぃぃ〜(゚o゜)\バキ)乗りたいですもんね。
もちろん、ATFへの追加もOK。
但し、追加の際にはオイルレベルにご注意を。
数ml程度ならいいんですが、数百mlもオーバーすると、逆にパワー
ロスとなりますので。
僕はオイル交換時、「レベルゲージの中央合わせ」で対処しています。